アトピーの原因は遺伝子の異常?

「アトピーの原因となる遺伝子が判明した」、などの話がたまに話題になります。

このほかにも、いろいろな病気について遺伝子が関係するという話を聞くことが最近、増えました。

 

では、ここで質問です。

「アトピーは遺伝子が原因なのでしょうか?」

 

現在、巷にある多くの書籍や、マスコミから流れてくる情報をみると、「はい」と思われる方が多いでしょう。


ですが、僕の答えは「いいえ、完全に学術的に間違っています」です。


理由は極めて論理的で簡単です。


それは、

「遺伝子の変化には膨大な時間がかかるため、もし、アトピーの原因が遺伝子であったならば、かなり以前よりアトピーが日本で流行っていたはずだ」

からです。

ですが、以前の資料に、昔から日本にはアトピーが多かった、という記載はありません。

もっというと、ここ数十年だと思います。

第2次大戦以前はほぼなかったのではないでしょうか。


つまり、ここ数十年という極めて短い期間では遺伝子が変化することは、学術的にありえない、ということです。


では、なぜ、ここ数十年でアトピーは増えたのでしょうか?

また、厚生労働省も発表氏しておいますが、がんなどの悪性新生物の頻度は右肩あがりに増加しています。

それは、なぜでしょうか?

遺伝子の変化には膨大な時間が必要

なぜ、完全に間違っているのでしょうか?

理由は極めて論理的で簡単です。

 

それは、

「遺伝子の変化には膨大な時間がかかるため、もし、アトピーの原因が遺伝子であったならば、かなり以前よりアトピーが日本で流行っていたはずだ」

からです。

 

ですが、以前の資料に、昔から日本にはアトピーが多かった、という記載はありません。

もっというと、ここ数十年だと思います。

第2次大戦以前はほぼなかったのではないでしょうか。

 

繰り返しになりますが、遺伝子の変化には膨大な時間が必要です。

ここ数十年という極めて短い期間では遺伝子が変化することは、学術的にありえません

 

では、なぜ、ここ数十年でアトピーは増えたのでしょうか?

また、厚生労働省も発表氏しておいますが、がんなどの悪性新生物の頻度は右肩あがりに増加しています。

それは、なぜでしょうか?

 

その答えが、『エピジェネティクス』です。

「セントラル・ドグマ」

『エピジェネティクス』の前に、信じられていた概念があります。

 それが、「セントラルドグマ」というものです。

 

これは、1958年、フランシス・クリックが提唱したもので、長い間、分子生物学の中心原理となっていました。

 

「セントラル・ドグマ」の内容を一言でいうと、「DNAが全てを支配している」という考え方です。

 

生命体の性質はタンパク質の性質によって決まります。

タンパク質はRNAから合成され、RNAはDNAが管理しています。

このように一方通行となっているため、「DNAが全てを支配している」と考えられました。

これが、「セントラル・ドグマ」です。

 

問題は、この考え方が正しいとなると、「人間の健康、寿命、運命は遺伝子が決める」という考え方になり、これを遺伝子決定主義といいます。

『エピジェネティクス』

この、「人間の健康、寿命、運命は遺伝子が決める」という考え方は本当に正しいのでしょうか?

もし、本当に正しいのなら、われわれ人類は、「生まれた瞬間にすべての人生が決まっている」という事になります。

 

以前までは、この「セントラル・ドグマ」が正しいと考えられていましたが、最新の遺伝子研究ではこれは否定されています。

 

これに対し、最近の主流となっている研究の考え方が、『エピジェネティクス』で、「遺伝子を超えたコントロール」という意味です。

 

ハワード・テミンらは、「逆転写酵素」の発見により、DNA→RNA→タンパク質という一方通行ではなく、タンパク質→RNA→DNAという逆の経路があることが発見しました。

そして、DNAは、調節タンパク質の制御をうけ、調節タンパク質は、環境からの信号によって応答することがわかってきました。

 

例えば、『エピジェネティクス』であれば、環境による信号の結果、1つの遺伝子から2000種以上のタンパク質を作ることができます。

 

 さらに、遺伝子は、環境による信号により変化し、そしてこの変化は次世代に受け継がれていく、ということもわかってきました。

 

つまり、「DNAが全てを支配している」のではなく、「環境が全てを支配している」のです。

「最新の遺伝子研究」の実生活への応用

遺伝子が、環境による影響を強く受けることがわかりました。

それでは、この最新の遺伝子研究からの知識をどのように実生活に応用し、超健康や長寿に結びつけることができるのでしょうか?


小冊子にて発信したいと考えています。